タイムマシンにお願い（1964.10.2）・・・の巻 [ロック！！]
BEATLESが「AHDN」で新境地に達した３月後、
やっと第３のバンドのアルバムが現れたのだった
1964年8月4日に出した3枚目のシングル、
「You Really Got Me」の大ヒットをひっさげてやっと出た
THE KINKSの1st
（あいかわらず、裏ジャケは書き込みいっぱいだ・・・）
音楽的なアプローチは、同じロンドン出身のROLLING STONESに近い、と感じる
特にリズム・ギター（Rデイヴィス：Bジョーンズ）が曲の骨格となっているところが
ただし、STONESにあってKINKSにないもの、
それは「スタイリッシュなセンス」
もちろん、もともとの彼ら（STONES）自身のセンスもあるのだろうけれど、
STONESって、デビューの時点でかなり綿密にイメージが作られていたのかな、
と後になってみれば気づかされたりする
そして、この時点でKINKSにあってSTONESにないもの、
それは「オリジナリティ」
You Rally Got Meはもちろん、Stop Your Sobbing、I Took My Baby Homeと
オリジナル曲のセンスはピカいち
アルバム全体では、STONESの1stに比べれば若干散漫な印象もあるけれど、
そして、音楽的アプローチが違うとは言え、
まだまだBEATLESの足下にもおよばないけれど、
そのオリジナル曲のクオリティの高さゆえに、
この先にも期待は持てる、ときっと当時は思ったはずです
（でも2nd以降の盤、高くてMONOが手に入らないよ・・・）
タグ：Kinks
この際、「英国プレス」なら無理せずに、
ステレオ盤でも良いのでは・・・?!
ステレオ盤もそんなに安くないですか?
by yukky_z (2010-04-13 00:04)
yukkyさんおっしゃるとおりですね
UKアナログ盤で聴くことに意味があるのだし
ただ、ヤフオクではなかなかSTEREO盤も出てこないんですよね
by HIKKY (2010-04-13 22:46)
こんばんは。
この時代の英国勢はハンパじゃなく凄いですね。
フーの”マイ・ジェネレイション”とキンクスの
”ユー・リアリー・ガット・ミー”の荒々しさに
ついては、やはり時代の最先端を行っていた
と思いますし、今を持って何ら輝きを失っていな
いと思います。
by テル (2010-04-19 23:11)
テルさんこんばんは
英国4大バンドのアルバムを、英国リリース順に聴いてみると、
いろんな発見があって楽しいです
STONES、KINKSが1st出した年には、
BEATLESはすでにA HARD DAY'S NIGHTまでいってるんですね
（THE WHOはまだHIGH NUMBERSの頃・・・）
by HIKKY (2010-04-20 23:13)
HIKKYさん こんにちは
このアルバムにはダメな曲もありますし、録音状態もヒドイですよね。
ただ、仰るようにこの時期から既に個性は光っていますよね！
彼らにはダメダメな部分が多いのも魅力の一部（？）なのかもしれません。
それと、UKオリジナル盤は羨ましいですね！
この1ｓｔと『FACE TO FACE』は縁がありません。
どちらも高いですからね・・・
by POPOSUKE (2010-04-24 11:44)
POPOSUKEさん、こんばんは
KINKSやWHOのオリジナル盤は、
日本のヤフオクではなかなか盤が出回らないから、
とにかく値が張りますね
結局これは¥6,000まで競ってしまいました・・・
気をつけなきゃ
by HIKKY (2010-04-25 23:10)