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シン・ウルトラマン見たよ [シネマ]

確かに、シン・ゴジラを映画館で見たときとくらべれば、やや消化不良(ダイジェスト版を見た気分、的)な気持ちは否めないけれど、「出てきてから倒すまで」のひとつの流れのストーリーで済むゴジラと、いろんな怪獣(禍威獣)やら宇宙人(外星人)やらと戦うストーリーの一部をつまんでひとつのストーリーに仕立てなきゃいけないウルトラマンとでは、同じ土俵で評するのは厳しいと思うよね


ただね、でっかいスクリーンで「自分が子供の頃に見ていたあの」ウルトラマンをこの目で見たのだから、自分は楽しめました


昔の科特隊やウルトラ警備隊等々は、部屋一面が機器やらコンピューターやらで埋め尽くされた作戦室で仕事してたけれど、現代の禍特対は一人1台のノートパソコンで、ごく普通の事務所で仕事できるってのが、何気に歴史を感じさせられたり


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タグ:庵野秀明
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ローレル・キャニオン見てきたよ [シネマ]

最初は「スージーQ」見に行こうと思ってた

自分が高2のときの初体験(初めてのライブ・コンサート)が彼女だったので[黒ハート]

でも諸般の事情により「ローレル・キャニオン」を見に行くことにしました


自分はかれこれロック歴40数年、英米ロックの歴史はほぼほぼ身体にインプットされていると思ってたけど、「ローレル・キャニオン」というワード(地名ですが)を聞いたのは、今回が初めて

なんでこんな重要なキーワードを日本の音楽ジャーナリストはこれまで語ってこなかったのか?

ジョージの「ブルー・ジェイ・ウェイ」ってローレル・キャニオンにある通りの名前なんて、日本の音楽ジャーナリストの誰か過去に一言でも発したことがあるのか?(これは映画の後の健太・能地夫婦のトーク・ショーで教えていただきました)


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前から薄々思ってはいたけれど、つくづく自分は若い頃にロキ◯ン、し◯や編集長に洗脳されていたんだなぁ、と(もっとも当時の日本では他のメディア、ジャーナリストも五十歩百歩だったんでしょうけど)


それはさておき

この歴史の中心に位置するザ・バーズにしろCSN&Yにしろ、もちろんメンバーの音楽的才能に非の打ちどころはないけれど、ただただピュアに音楽を追求していたというわけでもなく、結構みなさん(RマッギンとかSスティルスとかGフライとか)山っ気マンマンだったんだ

だからこそ商業的にも成功できたわけではあるけれどね

そんな中で、唯一若い頃から純粋に音楽(芸術)を追求していたジョニ・ミッチェルの存在が、やはりこの映画でも神々しかった


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同じ理想を求める人が自然に集まり、それぞれの才能がクロスして文化が花開き、しかしそれぞれの成長につれて当初一つに見えた「理想」は個に収斂してバラバラになっていき、残った「文化」だけが商業主義に飲み込まれていく、という、普遍的かつ教訓的なドキュメンタリーでした



タグ:萩原健太
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