水よりも、酸素よりもアイドルが必要だった時代・・・の巻

秋元がおニャン子によってアイドルを「手の届かない偶像」から「クラスのちょっとカワイイ女の子」程度まで商品価値を下げて薄利多売するようになった80年代中盤以降まで、青臭いもんもんとした日々を送っている青少年にとって、アイドルは生きていくためにどうしても必要なもの、だった

そんな時代を正しく後世に伝えることは良しとしても、単なるベスト100（しかもたった25人の業界人が選んでいる）では、いかにも最近のMM社の企画力のなさを吐露してる感じ

もっと音楽的な切り口となるテーマ（70年代なら、「スター誕生」「筒美京平」「阿久悠」）があるのに・・・

さて、自分の70年代といえば、もうピンクレディと石野真子につきるけれど、ベスト1を選ぶならこれかな

このとき松本隆がどんな人なのかなんて、知る由もなかったけれど