ロング・プロミスト・ロード(約束の旅路) [シネマ]
よかった
悪いわけないさね
第三者的視点で描いた客観的ドキュメンタリーではなく、今現在のブライアンへのインタビューをベースに彼のたどった歴史を描いているので、信頼度も高し
ブライアンが弟デニスの唯一の名盤、1977年リリースの「パシフィック・オーシャン・ブルー」をこの映画のインタビューのときまで「聞いたことない」と言ったのがめちゃくちゃ意外だったし、仲のいい兄弟なのにそんな薄情な、ってちょっと思ったものの、ま、それも彼らしいな、と
で、その後に初めてデニスのアルバムをパソコンで聞いてすごく気に入ってる彼も、また彼らしかったな
他のエピソードでは、かなり前の彼の家でのインタビュー時にブライアンが急に席を外してしばらく戻ってこず、家の中を探したら冷蔵庫の中に隠れていた・・・その理由が、インタビュー時にある曲が聞こえてきて、その曲が怖くて隠れていたんだけど、その彼を怖がらせた曲にめちゃくちゃ笑えました(彼にとっては笑い事ではないんでしょうが)
余談ですが、日本人(キリスト教徒の方々は別として)には、アメリカでは頻繁に使われる「プロミスト(約束の、約束された)」って単語の持っている真のニュアンスが理解できていないんですよね・・・
これまでの長い間、いろんなこと(楽しかったことも不幸なことも)があったけれど、向かうべき方向に向かって生きている、というニュアンスなのかな?
下のトレイラーはゲスト・コメンテーターの映像で構成されているけれど、もちろんこれらが映画のメインではなく、ブライアン本人へのインタビューと当時と現在の彼の映像こそがこの映画のすべてですからご安心を