漠然と受胎されている・・・の巻 [文学]
「いまの段階で言えるのは、あの前にも物語はあるし、あのあとにも物語があるということです。その物語は僕の中に漠然とではあるけれど受胎されています」
1Q84、なんなら、ライフワークにしちゃってもいいですけど
話はとんで、
大学のとき、名画座で見た彼の処女小説「風の歌を聴け」の映画バージョン
映画自体は、致命的に風化しているけれど、
(小説はまったく風化していないけれど、)
でも80年代前半って、まあ、おおむねこんな空気感の中で生きていたような気もする
いうなれば、みんなが浮ついてるくせに理屈っぽかった、
なんだかこっぱずかしい時代だった、というわけだ
真行寺君枝が「あなたって最低よ」と言っているシーンの
バックにぼやけて写っているZEPPのポスター、
故郷の実家の私の部屋に(今でも)貼ってあるのと同じだ、ということに、ついさっき気づいた
タグ:村上春樹
ああーっ、真行寺君枝だ。
いい雰囲気でファンでした。
どうしてるんだろ?
by ぷーちゃん (2010-07-02 20:15)
ぷーちゃんさんこんばんは!
この映画での真行寺君枝、すごくキュートですよね
大学生があこがれる、ちょっと大人のいい女、
という感じでした
Wikiで調べたら、ここ数年は結構ハードな人生を送っているようで・・・
by HIKKY (2010-07-02 23:36)