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早く見たいような、ずっと見ないままでいたいような・・・の巻 [シネマ]

内容にかかわらず、映画館で見るべきであった「ノルウェイの森」
が、結局見に行くことがないまま時が過ぎてしまった

というわけで、本日、Blu-rayのコンプリート・エディション3枚組をようやく買った

自分のコンディションと、シチュエーションを整えてからじっくり見たいこともあって、
買ったものの、当分見ない気がする・・・

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さて、「ノルウェイの森」、村上春樹が初めてリアリズムを追求した作品として今では正しく位置づけられているが、
当時は恋愛(純愛?)小説としてアナウンスされ、自分にとっては、何かしっくりこない作品だった
世間でバカ売れしたことが、なおさら自分とこの作品との距離を広げてしまうことにもなった

そして何より、これを読んだ1987年の秋、仕事をやめて実家に戻り、好きな女の子とも全然うまくいかない時期だった
自分が精神的にまいっているときだったから、この小説の醸し出す重い空気を受け入れる余裕がなかった

今はこの作品、冷静に読めるけれど、それでもあの頃の苦い想い出がじわっと蘇ってくる
映画はどうなのかな

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タグ:村上春樹
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