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中村とうよう、死す・・・の巻 [ロック!!]

まだ確かな情報ではないが、中村とうよう氏が飛び降り自殺をしたようである

ただ、そのニュースを見たときに、「あ、そっか」と、なんとなくわかるような気がしてしまった自分もいる

彼は、いわゆる「権力」「体制」に対して、ものすごく厳しい批評眼を持っていて、それをはっきりと「ことば」に出してアピールしていた人だった
しかし、それゆえ、おそらく自分に対しても厳しかったんだろうな、と

きっと自ら納得できない何かが、彼の身に降りかかっていた、と考えるしかない

今野雄二氏もそうだったが、
若い頃に揺らぎなき価値観を身につけた人は、老いてしまった後、むしろそれゆえに、自らの価値観に捕われてしまい、逆に精神的にもろくなる、ということがあるのかもしれないのかな、と、ふと思ったりした


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コメント 4

KAZ

ROCKが反体制を具現化したものだとしたら、自殺もまた同じ表現行為なのだろうか?年老いて病院で薬漬けになって意識もないまま生き存えるより、自らの手で終止符を打つことがROCKなのだろうか。
答えは見つからないけれど、若い頃には少なからず影響を受けた御二人
(今野雄二氏と)に合掌。
by KAZ (2011-07-25 20:58) 

HIKKY

ミュージックマガジン、かれこれ30年毎月買ってますが、
実は当初から今に至るまで、中村とうよう氏のものの考え方には、一度たりとも共感できることはありませんでした
あそこまで回りに噛み付いて反体制を貫く姿勢が、そうやって強気に振る舞うことで自分の弱さをオブラートに包もうとしているように見えなくもなかったからです
そんなわけで、自殺は意外なようでいて、納得できるところもあったのでした
by HIKKY (2011-07-25 22:12) 

テル

とうようさんは、渋谷陽一さんと
何度か論争をしていました。
お互いロックで生計を立てている人達
なので、論争内容も凄かったです。
中村とうようさんのお悔やみを申し上げます。
by テル (2011-07-31 12:35) 

HIKKY

テルさんこんばんは
中村氏も渋谷氏もどっちも偏屈じじいであることには変わりないけれど、
違うとしたら、中村氏は孤独なお山の大将だったが、
渋谷氏は、松村雄作やら社員やらから適度に茶々を入れられる程度には、回りを受け入れる度量があるところかな、と
by HIKKY (2011-08-03 19:38) 

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