たまにはマジな中山師匠を・・・の巻 [JAズじゃ]
またまた中山康樹氏の新刊が出た
こないだ紹介した、彼のライフワークでもある「新マイルスを聴け!アコースティック編」は、もちろん気合い入ってはいるが、文体は結構、いや、めちゃくちゃ「軽い」
そして「伝説のロックライブ名盤50」も、どちらかといえば初心者向けに書かれているので、そういう意味で「軽い」
しかし、こないだ出たこれは、「固い」内容の著作である
やっと読み始めたばかりだけれど、マイルスを縦軸にも横軸にも、そして軽くも固くも論じることのできるのは、
彼ならでは、と思う
マイルスに関しては、最近文庫でこんなのも出てるけど、う〜ん、ここまでくると私にはヘビー過ぎて買えません・・・
私が超好きなSCRITTI POLITTIをカバーした、晩年のマイルス
必要以上に「吹かない」ことで、より凄みを感じさせる
(流暢なケニー・ギャレットのSAXが、逆に退屈に感じてしまう)
そして、たいして吹いてないのに、この音は地球上でマイルスしか出せない、と思わせられてしまうんだよね
タグ:Miles Davis 中山康樹
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