猪木とアリ・・・の巻 [テレビ]
1976年6月26日土曜日昼、妙に覚えてますよ
当時オイラ中学1年生、プロレスにもボクシングにもほとんど興味はなかったけれど、興味がなくてもプロレスとボクシングはあたりまえのようにゴールデン・タイムにテレビで放送されていたので、プロ野球(=巨人戦)や相撲中継と同等の、一般国民の共通言語的なイベントであった
そして、そんな時代にあって、猪木vsアリのイベントは、特に単細胞な中坊男子にとっては、確かに一大事件であった
放送開始時間は真昼間、土曜日は午前中授業があったので、授業が終わってダッシュで学校から一番近い級友の家に集合し、テレビの前に陣取る
そしてゴングが鳴り、気合を入れて猪木を応援!・・・ふ〜む・・・そっか・・・なんだか・・・そろそろ、何かが・・・
そして世紀の一戦が終わったのでした
今思うに、「世紀の茶番」という評価(当時NHKの磯村尚徳アナのコメント)に異論はないけれど、あの頃の猪木がああせざるを得なかった、ということは、あの頃のアリのパンチをまともに喰らったら、命がない、と彼がマジで思ってた、ということなのかな、と
あの頃って、なんだか、そんなに悪くはない時代だったのかも
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