小林繁氏について一言、二言・・・の巻 [野球]
時事ネタとしてこの話題を取り上げるつもりはない
でも、自分にとって小林繁氏の存在は、
その後の野球との接し方に大きな影響を与えるきっかけになった人だったので、
やっぱりちょっと書きたくなりました
長くなるかもしれないけど・・・
私は小中学生の頃、大の巨人ファンでした
何しろ、小学生の頃は巨人V9のまっただ中、ON全盛期だったし、
リアルタイムでTVで見てた「巨人の星」の影響も、ものすごく大きかったし
だから、1975年、長嶋監督就任1年目のセリーグ最下位は、
中1のガキんちょだった自分にとって、
現実の出来事とは思えないほどショックなことだった
(逆に言えば、現実はこういうこともあるのだ、ということを見せつけられた出来事でもあった)
しかし、翌年1976年には巨人セリーグ優勝
前年最下位からの優勝だったので、ものすごく感動したことは今でも覚えている
そのときの自分のヒーローが、18勝を上げてエースとして君臨した、
それまではほとんど無名だった小林繁氏だった
成績もさることながら、
端正なルックスに華奢なスタイルが、まずカッコ良かったし、
他の誰とも違うあのサイドスローが、何よりめちゃくちゃカッコ良かった
ある意味、巨人の選手っぽくなかった異端児的なカッコ良さだったかもしれない
翌1977年も、彼は18勝をあげて巨人の優勝に貢献
自分だけでなく、日本中の誰もが巨人のエースは堀内ではなく小林だ、と実感したはずだった
しかし、翌78年シーズン(ヤクルト優勝巨人2位)が終わったオフシーズンに、
誰もが知っているあの「江川事件」が起こった
それをきっかけに、自分の中の「プロ野球=巨人」という価値観が崩壊し、
それどころか、野球に限らず、この世の中の権力的なもの全般に対する反感・不信感が、
自分の中で根付いたといっても過言ではないかもしれない
(もちろん、ちょうどその頃「ロック」というカウンターカルチャーに出会ったことも大きいのですが)
世間一般では、というより、実は今自分がパっと思い浮かべる姿としても、
小林繁といえば阪神タイガースのピッチャー、というイメージが圧倒的に強いのですが、
タグ:小林繁
小林、江川、西本の「3本柱」も見てみたかったなぁ。
by yukky_z (2010-01-20 00:45)
見てみたかったですねぇ
それにしても小林は11年、江川に至ってはたったの9年しか
プロ野球人生送ってないんですよね・・・
(ちなみに現役の工藤公康は今年29年目)
まさに記憶に残る選手でした
by HIKKY (2010-01-21 00:03)