「SOMEDAY」のレコーディング・エピソード・・・の巻 [ロック!!]
昨日紹介した、「SOMEDAY」名盤ライブ来場者限定配布のDVD、今見終わったところ
当時のマスターテープを元に、佐野元春とアルバムのレコーディング・エンジニアだった吉野金次の2人が「SOMEDAY(曲)」のレコーディング・エピソードを語るシーンが感動的
脳梗塞を煩ったため、ゆっくりと、少ないことばでしかしゃべれない吉野金治の一言一言にジーンときます
決してメインの音ではないアコースティック・ギターの伴奏が、4人のセッション・ギタリストが同時に弾いた音を、さらに倍に重ねて、8本のギターの音で録音していたなんて、あたりまえだけれど今までまったくわからなかった
本人と吉野金次も映像で語っているように、この曲は大瀧詠一のレコーディングのこだわりの影響を受けた、そしてフィル・スペクターのウォール・オブ・サウンドの子孫であることに、あらためて気づかされたのでした
ただ当初の音はスティーリー・ダン風のクリアでドライな歯切れのいいサウンドだった(DVDで聴ける)、それはそれで今思えば魅力的だったかもしれない(80年代の日本で、そのサウンドが受け入れられたとは思えないけれど)
このとき佐野元春24歳
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