たまにはマジな中山師匠を・・・の巻 [JAズじゃ]
またまた中山康樹氏の新刊が出た
こないだ紹介した、彼のライフワークでもある「新マイルスを聴け!アコースティック編」は、もちろん気合い入ってはいるが、文体は結構、いや、めちゃくちゃ「軽い」
そして「伝説のロックライブ名盤50」も、どちらかといえば初心者向けに書かれているので、そういう意味で「軽い」
しかし、こないだ出たこれは、「固い」内容の著作である
やっと読み始めたばかりだけれど、マイルスを縦軸にも横軸にも、そして軽くも固くも論じることのできるのは、
彼ならでは、と思う
マイルスに関しては、最近文庫でこんなのも出てるけど、う〜ん、ここまでくると私にはヘビー過ぎて買えません・・・
私が超好きなSCRITTI POLITTIをカバーした、晩年のマイルス
必要以上に「吹かない」ことで、より凄みを感じさせる
(流暢なケニー・ギャレットのSAXが、逆に退屈に感じてしまう)
そして、たいして吹いてないのに、この音は地球上でマイルスしか出せない、と思わせられてしまうんだよね
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オレは中山康樹の回し者か!・・・の巻 [JAズじゃ]
とツッコミを入れたくなるくらい、
自分のブログで紹介しまくり
彼の著作って、まず読み物としておもしろいから、多くの人に読んでもらいたくて
そんな彼の新書でのマイルス・ヒストリー、
昨年12月に刊行された「マイルス・デイヴィス青の時代」でスタートし、
先月出た「マイルス・デイヴィス奇跡のラスト・イヤーズ」でついに完結
ついでに、これまでの総括として、「50枚で完全入門マイルス・デイヴィス」なんてのも9月に出してるし
彼の生涯を綴るのに要した冊数は5冊(プラス、アルバムガイド本が1冊)
何かポリシーがあったのか、それともたまたまなのか、
すべて出版社が違うというのも、凄いんだかなんだか
タグ:Miles Davis 中山康樹
ジャズ・カンヴァーセイション [JAズじゃ]
日曜の夕方4時からは、
どこにも出かけていない限り、インターFMの2時間番組、
「JAZZ CONVERSATION」を聴いている
DJはジャズ・ジャーナリストの小川隆夫氏
この番組の中で「マイルス・デイヴィスの真実」という30分くらいのコーナーが毎回あって、
マイルスの歴史を紐解きながら、彼の音楽を聴かせてくれる
マイルス初心者の私には、とても勉強になる番組なのである
そしてマイルスの誕生日が近づいた今日は、
もちろん2時間まるごとマイルス特集
聴けば聴くほど、マイルスの音楽って底知れない魅力があるのを思い知らされます
マイルスを語るジャーナリストと言えば、もうひとり
よくうちのブログでも著書をとりあげている中山康樹氏
彼が新書で出している、マイルスを「縦に書く」シリーズ
昨年末から3冊出ている
(4冊目の予定は「マイルスの夏、1972〜オン・ザ・コーナー」)
これもまた、マイルス初心者の私にとって、大事な教科書なのであった
全部出版社が違うのが、なんか粋だね
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