シン・ゴジラ見てきたよ・・・の巻 [シネマ]
特撮怪獣モノ映画としては、賛否両論、いや否定的意見は当然それなりにあるでしょうね〜
1作目の「ゴジラ」(もちろんリアルタイムでは知らないけれど)以来の、子供向けじゃない映画
もちろん夏休みに子どもにこれを見せて、日本の政治システムの限界や国防のあり方とかについていろいろ考えさせる、という教育目的はアリ
日本国内で、何か(それが何であろうと)に対して武力を行使して戦うというのは、実は結構シビアなテーマ
だって日本には「軍隊」がないから
そして絶対的にシビリアン・コントロールだから
そういうわけで、この映画のコンセプトは、このキャッチ・コピーがすべてを表しているかな、と
庵野監督がうまかったのは、シビアでリアルなストーリーを選択しつつも、右の人が見ても(自衛隊なくして国防なし、国防は他国に頼らず自国で対応すべし)、左の人が見ても(絶対反核、国際的問題解決は武力より前にまず外交努力)まあまあ納得できちゃうって作りにしてるところかな
もちろんエヴァ好きも、細かいネタでくすぐられます
あ、巨神兵・・・ナウシカ好きもくすぐられる
「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」見てきたよ・・・の巻 [シネマ]
ブライアン・ウィルソン公認の自伝映画、「ラブ&マーシー」を有楽町で見てきたよ
「ペットサウンズ」製作から「スマイル」挫折までの'60年代ストーリーと、今の奥さんメリンダと出会って精神科医ユージン・ランディの支配から解放されるまでの'80年代ストーリが、交互に描かれる内容
’60年代部分は、本人含めメンバーも全員似てるし、なにしろ誰もが一番関心ある時期のストーリーだけに、当時のホンモノのブライアン、ビーチ・ボーイズのナマの姿を見てる感覚、心が震えてしかたなかった
一方、80'年代部分は、ジョン・キューザックがあまりにブライアンに似てなさ過ぎるのと、いかにも脚本がありそうな出来すぎたストーリー展開なだけに、何か全然別のフィクションのラブ・ストーリー映画を見てる感覚
なので'80年代編はなくてもいいのに、と思った人も多いかもしれないが、個人的にはこのストーリー展開のバランス、映画としては悪くなかったかな、と
それにしても、ユージンが極悪人に描かれるのは、法的にもブライアンとは二度とかかわることがない人物なのでいいとして、ここでもマイク・ラブがヒール的キャラクターで描かれていることについて、当のマイクってどんな心境なんでしょうか(もう慣れっこかな?)
さてと、もう1回「ペット・サウンズ」を頭から終わりまで聴こうかな
公式に流されたトレイラー
'60年代編をメインにした特別編
'80年代編をメインにした特別編
タグ:beach boys
今年の元旦の朝刊、2015年版・・・の巻 [シネマ]
元旦の朝刊、といえば、オッと思わせる全面広告にいつも期待
2013年は、コレ
2012年は、コレ
昨年は特に目を引く広告はなかったけれど、今年は?
ありましたっ、コレ!
ジョージ・ルーカスが監督じゃないし、直近のエピソードⅠ〜ⅢがCGは凄かったけれど、それ以上でも以下でもない出来だったので、世の中的には今回のエピソード・シリーズそれほど期待されてないのかもしれない
がしかし、オリジナル1作目から封切りで映画館で見てる世代にとっては、内容うんぬんより、元々9部作(3×3)と言われていたこのサーガ、完結するのを生きている(多分)うちに見れるってことがウレシいので
ただ、このトレーラー見ると、なんかバッタもんっぽいかなぁ・・・やっぱ期待より不安かな
バックコーラスの歌姫たち見てきたよ・・・の巻 [シネマ]
昨日、渋谷のBunkamuraル・シネマに見に行ってきた
3連休の初日、友人に誘われ特に用事もなかったので暇つぶし感覚で見に行ったのだけど、ものすごく良かった
映画の冒頭、先頃亡くなったルー・リードの「Walk on the Wild Side」が流れる
and the coloured girls go, doo do doo do doo do do doo・・・
(そして黒人の女の子達が歌い出す、ドゥ、ドゥ、ドゥ・・・)
もうここでハートつかまれました
今でこそ「GIMMIE SHELTER」の女性ボーカルがメリー・クレイトンであることは、STONESのディスコグラフイ本に当然のように書かれているけれど、アルバムにクレジットがないから、昔聴いてたときにはそれが誰かなんて誰も気に留めてなかったよね、確かに
70〜80年代のロックが好きなら、この映画おすすめ
映画でもメインの歌姫の一人として登場していたリサ・フィッシャーが歌ってるバージョンで
この頃は、まだギリでセクシー・・・
きっとオイラのために作られた映画・・・の巻 [シネマ]
自分が世界で最も好きな映画、小津安二郎の「東京物語」にオマージュを捧げた映画なので、見たら絶対絶対泣くだろうけれど、
まさかトレイラー見ただけで泣いてしまうとは思わなかった・・・予告編のこの出だしは反則ワザだ・・・
実家のオヤジがちょっと橋爪功に似てる(ホント)のと、自分が妻夫木聡に似てる(大ウソ)ので、特にシンパシー覚える
「東京タワー〜オカンと僕と、時々、オトン」が実家のオフクロのことを思いださせる映画だとすれば、
「東京家族」は実家のオヤジを思いださせる映画だろうか
あさってから公開です
時をかける少女(またかよ)・・・の巻 [シネマ]
さっき仕事から帰ってきてテレビをつけてなんかめぼしい番組ないかなあ、とあれこれ渡り歩いていたら、BSの日本映画専門chで2010年版の「時をかける少女」をまたやってた
見るの2回目だし、結局ベタなストーリーなので、さすがに今回は・・・って、今回もラスト泣かされたよ
人にはどうしようもできない「時間」に左右される「出会い」と「別れ」を描いたドラマにめちゃ弱い
「僕の彼女はサイボーグ」もそんなドラマだったし・・・
そしてそんなドラマの中でも、大林宣彦監督の「姉妹坂」のラスト、エンドロールのフラッシュバックシーンこそ、我が生涯ナンバーワンの泣けるシーンです
乞う、DVD化!
009リメイクはいいんだけれど・・・の巻 [シネマ]
ガッチャマン以上に愛着の強いサイボーグ009だから、評価も辛い
どう見ても愛着のわいてこないキャラの造り・・・
何よりジョーがカッコ良くないし、フランソワーズが全然カワいくないし
ガッチャマン実写はいいんだけれど・・・の巻 [シネマ]
リアルタイムで見ていたのは小学生のとき
最初は勧善懲悪的なヒーロー物アニメだったけれど、ストーリーの終盤あたりからコンドルのジョーの両親がギャラクター隊員だったというトラウマが彼を悩ませ、なぜか彼中心にストーリーがシリアスに展開していったりして(あんまり覚えてないけれど、確か)、子供心ながら印象に残るアニメだった
そして何より、当時の自分にとっては年上のお姉さん(設定では16歳)、白鳥のジュンの超ミニスカ&ロングブーツのエロいコスチューム、そして戦闘時の微妙なパンチラが思春期の子供心をくすぐったのだった
だから言わせて、剛力彩芽のジュンはないよ〜それは違うよ〜
というわけで、ジュンお姉さんのパンチラサービスが堪能できるエンディングテーマ曲を
あ、忘れてた、BEATLESもBEACH BOYSもデビュー50周年だけど、タツノコプロも創設50周年なのでした
モット・ザ・フープルを見てきたよ・・・の巻 [シネマ]
と言っても彼らのライブではなくてドキュメンタリー映画
いつもの渋谷シアターNでのレイトショー
先週の金曜に行ったんだけど、上映前にバンド・メンバーだった、今は日本在住のモーガン・フィッシャーのトーク・ショーも見ることができてラッキー
そんなにモット・ザ・フープルに詳しいわけでも興味があるわけでもないので、途中飽きるかなと思ってたけど全然そんなことはなく、わずか5年間の活動期間で不遇時代から一気に頂点に上り詰めあっけなく崩壊の道を辿ったバンドのドキュメンタリーとして秀逸な作品だった
改めてモット・ザ・フープル聴くと、どれもシンプルなコードによるわかりやすい曲なんだけど、どこか「せつなさ」が曲に漂ってて、そこが魅力だったんだなあと再発見
(唯一持っていたアルバム)
「この空の花」がなんだかすごいらしい・・・の巻 [シネマ]
大林宣彦監督の新作「この空の花〜長岡花火物語〜」がぶっとんでる、らしい
時系列はあっちゃこっちゃとんで、意味もなくテロップがガンガン出て、セリフも登場人物の行動もシュール、らしい
長岡が舞台なので新潟で先行上映、全国ロードショーになったら見に行こう、と思ったらすでに都内でも有楽町スバル座で上映してました
行かなきゃ
そういえばずいぶん昔にスバル座で大林監督の「廃市」を見たなあ、爆睡しちゃったけれど・・・
タグ:大林宣彦